Windows 11のSysprepが失敗する時の確認事項について

BitLocker が有効になっているとSysprepが動作しません。

Error SYSPRP BitLocker-Sysprep: BitLocker is on for the OS volume. Turn BitLocker off to run Sysprep. (0x80310039)

このエラーコード 0x80310039 は、BitLocker が有効な状態では Sysprep の “Generalize” 処理が実行できないことを示しています。

・解決方法
PowerShellで以下のコマンドを実行して、BitLocker を完全に無効化してください。
　Disable-BitLocker -MountPoint “C:”

Sysprep を再実行します。
　sysprep /generalize /oobe /shutdown

・現在の状態を確認する方法
GUIで確認：
[設定] → [プライバシーとセキュリティ] → [デバイスの暗号化] または [BitLocker ドライブ暗号化]
「オン」になっていれば有効です

Windows 11 では、特に Pro や Enterprise エディションで TPM 2.0 を搭載したモダンPCの場合、
BitLocker（または類似の暗号化機能）がデフォルトで有効化されていることが多いです。
sysprep を使用する環境では、明示的に確認・解除が必要です。

上記の件についてのソース
BitLocker drive encryption in Windows 11 for OEMs
BitLocker drive encryption in Windows 11 for OEMs | Microsoft Learn

About Windows 11 BitLocker
About Windows 11 BitLocker – Microsoft Q&A